妊婦健診について

妊婦健診について

お母さんと赤ちゃんが心身ともに健やかに過ごせるように

妊婦健診は、日々変化し続けるお母さんと赤ちゃんの体の状態を定期的にチェックするためのものです。いま起きている変化が妊娠週数に合ったものか、異常がおきていないかを確認します。もちろん、妊娠・出産・育児に関する不安を医師や助産師に相談していただくこともできます。安心して健やかな妊娠期間を過ごせるように、妊婦健診を有効に活用してください。

妊婦健診の補助券(公費券)を必ずご持参ください

「補助券 (公費券)」は、自治体の保健センターに妊娠の届出をした際に、母子健康手帳と一緒に交付されます。健診の際に必ずお持ちください。
基本的に、妊婦健診は保険の適用外で診察や検査の費用は自費となります。そのため健診1回あたりの自己負担額は5000円〜1万円ととても高額ですが、公費券の補助があると1000円〜3000円ほどに抑えられます。(補助金額は自治体によって異なります。)公費券が交付されたら、すぐに必要事項を記入し、大切に保管しましょう。


妊婦健診スケジュール

妊娠10週
 ~21週まで
4週間に1回     
妊娠22週
 ~36週まで
2週間に1回
妊娠36
 ~40週まで
1週間に1回
40週~医師の指示にて

受診時にお持ちいただくもの

必須

母子健康手帳
診察券
妊婦健診の公費券(補助券)
健康保険証

あれば

お薬手帳
(転院の場合)紹介状
(転院の場合)検査のコピー


妊婦健診の流れ

2階
フロア受付
再来機にて受付
2階
中央処置室
尿検査
4階
産婦人科外来
受付票と母子手帳を提出
血圧・体重を測定

医師の診察(内診・経腹超音波・必要に応じて経腟超音波など)
助産師との面談
※診察の状況により、助産師との面談を先に行う場合もあります

診察後、案内票を受け取り2階フロア受付へ提出
2階 会計お会計

お支払方法

現金・クレジットカード・CADAによるお支払いが可能です。
クレジットカードはVISA、Master、JCB、DC、MUFG、NICOSがご利用いただけます。


医師の診察

妊婦健診といえば、お腹にエコー(超音波)を当てて赤ちゃんの様子をモニタリングするイメージをもつお母さんも多いでしょう。もちろんエコー検査もとても大切ですが、妊婦健診ではほかにも様々な検査を行っています。

診察の内容(一例)
・尿検査・血圧・体重測定
・超音波検査(経腟エコー/経腹エコー)
・血液検査
・子宮頚管の測定
・おりものの検査
・子宮頸がん検診
・NST(ノンストレステスト)
・感染症検査や抗体検査(B型肝炎・C型肝炎・HIV・梅毒・風しんなど)

経腟エコー

棒状のセンサー(プローブ)を膣内に挿入して子宮内の様子を調べる検査です。子宮に近い部分までセンサーを挿入できるため細部が確認しやすく、妊娠初期の小さな胎児や、卵巣・卵管の様子を確認するため使用する事が多いです。

経腹エコー

お腹の上からセンサー(プローブ)を当てて子宮内の様子を調べる検査です。診察では主に赤ちゃんを平面的に映し出す2Dエコーを用いて行い、頭囲や全長を測定し、発育の様子や異常がないかなどを確認します。赤ちゃんを立体的に映し出す3D/4Dエコーは2Dでの診察を補助する役割を持っており、当院でも条件が良く赤ちゃんがきれいに見えそうな場合には3Dエコーを実施しております。3Dでの診察は毎回ではございませんので、ご希望の際は診察時にお申し付けください(見え方は条件次第です)。

2Dエコー
3Dエコー
健診時の服装

妊婦健診では、服やショーツを脱いだり、裾や袖を部分的にまくったりすることが多々あります。ゆとりがあって脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。また、靴も脱いでいただくことも多いため、歩きやすくて脱ぎ履きしやすいもの履きましょう。

出生前診断をお考えの方へ

出生前診断とは、妊娠中に胎児の状態を調べる検査です。全てのお母さんが受けることを義務づけられている訳ではなく、また診断がつくことによって悩みが増える場合もあります。出生前診断を受ける前に、検査について、また検査で分かる疾患についてよく知っておくことが重要です。

助産師外来(助産師との面談)

当院では、毎回妊婦健診時に助産師外来を設けています。お母さんとゆっくりコミュニケーションをとりながら、一人ひとりにあった妊娠中のすごし方を共に考えていきます。気兼ねなくなんでも相談できる場所であるよう努めています。

エコー写真をプレゼント

妊婦健診で経腹エコー検査を行った際は、エコーの映像をプリントアウトしたものをお渡ししております。ご不要の方はお申し付けください。なお、当院では検査動画をご自身のスマートフォン等で閲覧・ダウンロードできるサービスは行っておりません。ご了承ください。診察時に自分でモニターを撮影していただくことは可能です。安全のために、その際は必ず担当の医師・助産師にお申し出お願いします。


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